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Posted by naturum at

2012年04月15日

春の釣り

前回の記事が、年末年始釣行。気付いたらもう春。
「行く一月、逃げる二月に、去る三月」と昔の人は上手く言ったものだ。

釣りに行けない分、時間を見つけては少しづつ、毛鉤を巻きためた。
もう少し暖かくなれば、渓流に行きたい。



4月7日
一度だけ様子見に、川に行ってみた。
ちょっと早いかとおもいつつ、4月初旬の岐阜の清流に向かった。

漁協の人に聞いてい見ると、雪代が入り、水温が下がっているとのこと。また、川の水が澄みすぎて
いるので残念だけど釣れないよと言う。
だが、さっき放流したポイントがあるから、成魚放流の魚でよければ釣れるよと地図で示しながら
親切に教えてくれた。
話の最後に、「40人ほど入っているけどね。」と付け加えた。
4人の間違いかと思い聞き流そうとしたが、あまり現実的でない数字に、小さく「えっ」と聞き返すと、
しっかりと「そう、40人」の回答。
管理釣り場並みに、一つのポイントに入っているという。
様子見釣行だからと、自分に言い聞かせて行ってみると。



こんな感じ。

ご丁寧に「ここから下流に放流しました。」と大書したのぼりまで出ている。
そののぼりからきっちり下流側に、等間隔で両岸に釣り人。
正確に、渓流竿の長さ2本分くらいの間隔か?
京都の鴨川べりのカップルの座る間隔も、自然と等間隔になっているという
都市伝説を思い出した。

ここでフライ竿振る勇気もないのでしばし眺めていると、良く釣れている。
放流したての魚は、かなりウブなようでどんどん抜かれているといったイメージ。

なんか複雑な気持ちで、超混雑ポイントを後にし、他へ行って見る。
どこも4月といえども、まだまだ冬の気配が濃く、外気温は3℃を切っていた。
下ばきを着込んだウエーダーでも、川の水は刺すように冷たい。

いくつか実績ポイントをめぐり、ニンフを底付近を意識して流してみるが、ついに一度も
あたりがなく終了。
多分魚も底でじっとしてるんだろうと言い聞かせ、今年度初の川釣りは終了。


4月14日
少し、仕事も落ち着いたので、ようやく海へ行く時間が出来た。
しかし、予報は芳しくなく雨の予報で、何とか釣りが出来る風速は午前11時頃までの予報。
躊躇していると、何のためらいもなく釣りへ行くというmadtakaさんのメールが届き、決心する。
師匠、頼りになります!



久しぶりのカヤックで、フラッグを忘れる。
天気は小雨だが、風は弱い。
短時間勝負だが、久々の海で、心躍る瞬間である。

40mライン位からはじめて見るが、海全体に、背脂の様なもろもろの浮遊物が漂い、おまけに
海中にはクラゲがはびこり釣りづらい。

60mラインまで進み、病み上がりだが元気なkatsuoさんに出会う。
すでに大鯛を釣っているという。
釣れている事実を聞き、やる気が出る。

直後に、アタリがあるがばらし。
気を取り直してタイラバを落とすと、底付近であたり。



食べ頃のアオハタ。最近、魚食べてないので迷わずキープ。
幸先良かったが、後が続かない。

クラゲと、浮遊物がラインに巻きつきかなり釣りづらい。
しかも臭い。手で取ろうとすると、ちくちくするしどうにもならない。

だましだまし釣りしていると、フォール中にアタリ。
焦ってあわせると、少し強い引き。



立派な黒ソイが釣れた。最初何か解らず、クエの幼魚かと思った。
黒ソイは初めて釣れたので、嬉しい。

久しぶりに鯛が釣れればと、鯛ラバを落とし、時々ジグもしゃくってみるが
アタリすら遠のく。

同じく60mラインの中層でアタリがあった。鯛ラバをなかなか食い込まず、
我慢して同じ速度で巻き続けると、ずしりとした感触。
結構な引きで重いが、何かかが違う。



なんと、トラフグ。しかも結構でかい。
これも人生初。今日がついているのか何だか判らない釣果である。

海快晴の予報通り、11時過ぎにきっちり北風に変わり、強風。
吹き始めに沖上がりした。

いつものようにみっちり夕方までやりたかったが、自然に勝てないので、
早めの沖上がりで、ゆっくりと温泉につかり帰路についた。

当日、海でお会いしました皆様どうもありがとうございました。