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Posted by naturum at
 

2012年10月16日

秋の気配と夏の名残り

ブログ更新をさぼっていたので、纏めて更新。
もう、気付けばすでに世間は秋の気配が濃密。月日の経つことの速さを実感。

【9月22日】
ようやく新艇の進水式。



満潮気味で、少し変な位置で撮影。
安全祈願のため、お酒でお清め。2艇目だけどやはり新鮮。
1艇目はライド135のため、安定性が抜群。長年乗り慣れた艇の幅と比べて少し狭くなったので
、安定性に少し不安。

いざ、漕ぎだしてみるとまったく不安は杞憂であったことがわかる。
艇上で後部より荷物を取る場合などは、多少以前の艇より揺れるが、許容範囲。

秋に入り、イカが好調と聞いていたので、まずはエギを投入。
ティップラン用ロッドは持っていないので、キャスト用のエギ竿で試してみる。
比較的ティップは柔らかい竿を選んだが、いかんせんキャスト用のためアタリが判りにくい。
30mライン位で、はっきりとしたあたり。



記念すべき新艇での初の獲物は魚ではなくイカ。
さくっと釣れたので、幸先が良い。
あと、2杯を追加し、魚を狙いに更に沖へ。


この後なかなか続かない。
いろいろタイラバ、インチク、ジグを交互にかえて攻め続けるも沈黙の時間帯が続く。
少し、潮の流れが出始めた頃に、ようやくジグにあたり。
青物特有の強い引き。



カンパチの子供、シオ。30cm強のサイズだけど結構強い引き。
小さいのでリリース。

天気も良く、波も穏やかな日だが、魚の気配が少ない。
40mラインくらいの浅場に戻り、魚の追加が欲しいのでひたすらタイラバを投入。
すると底付近で強烈なあたり。一瞬でフッキング。
時折、ラインも出る強さ。



やっとこさ上がってきたのは立派なマゴチ。
60cm程ある。
新艇での釣果はまずまず。

このマゴチ、天ぷらにして食べたら絶品で、家族には大好評だった。

【10月14日】
町内会の秋祭りや、子供の学校の行事などでなかなか釣りに行く時間がとれず、
前回の釣行から、はやくも3週間ほど経過。
何とか時間を作り、釣行を決行。



擬装も改良を加え、艇上の荷物の配置等も落ち着いてきた。
前回、ティップランで、尻すぼみに釣果が伸びなかったため、ロッドを新調して臨んだ。
スミス社のPADDLIST PSQ- TR72M。

ティップランエギングは今一つ苦手で、ロッドを新調する気になれなかったが、今回は
あまりに周りでも好調な情報が飛び交い、キャスト用ロッドでは限界を感じたため、
思い切って新調した。

20mライン位から探りのつもりで始めたら、一投目からヒット。
ティップのわずかな動きが認識できた。



早々に入魂完了。
このロッドの先端ティップ部分が黄色というのも視認性が抜群。
おまけにティップの強度も十分で、キャストにも耐えうるとのこと。

このあと、たて続けに入れ掛かりが続く。
胴長20㎝程の個体も混ざり、次々とウソみたいに掛かる。
これくらいのサイズになると強烈な引き。真上に近い状態で引きあげるので
引き抵抗が強い。
やはり専用ロッドは、良く考えられて作り込まれていること実感する。
しかし、この釣法、釣れ過ぎる。
小さいのは艇まで上げずにリリースし、食べ頃サイズの家族分だけキープ
した。

短時間で面白いほど釣れたので、魚狙いに沖へ移動。

イカの反応の良さとは裏腹に、魚は沈黙。
天気は秋晴れで清々しく、ベタ凪。
次の日には早朝から用事のため、早めに上がりたいところだが、魚が釣れず
踏ん切りがつかない。

50m~70mのラインまで、順に移動しながら、ジグやタイラバを投入し続けるが
まったく反応なし。

唯一のあたりがあり、慎重に巻き上げると、いいサイズのアマダイ。



家族のお土産を何とか確保して安堵した。
午前中のみの勝負と決めて出艇したが、すでに昼は超えている。
この一尾でなんとか良しとしようと自分に言い聞かせて納竿した。

なんだか消化不良の釣行が続いているので、そろそろいいサイズの魚を釣りたいところ。
途中、シイラのナブラに何度か出くわしたが、そのサイズが皆一様にでかくなっている。
まだ、海中は夏の雰囲気が漂っている。
イカが好調なのも海水温と関連があるのだろうか。
もう少し、海水温も下がり始めれば、良い釣果に繋がるのことを期待したい。





  


 

2012年09月12日

大阪遠征

すいどうやのおやぢさんのお誘いで9月7日と8日に、Go-Phishの武田さんとの釣りに参加。

上手いヒトの釣りを、身近に見れるめったにない機会のため、時間をやりくりし参加表明した。
前夜におやぢさんの自宅で合流し、大阪方面へ出発。

武田さんの事務所界隈は、子供のころに親に釣りに連れてきてもらった場所も近く、懐かしい。
淡輪の青少年海洋センターは、小学校5年のときに林間学校で泊まった。
深夜までみんなで騒ぎ、先生にこっぴどく怒られ、廊下に正座させられた記憶が鮮明に蘇る。

懐かしさも相まって、ひとりじわじわとテンションが上がる。

早朝、夜明け前に武田さんと合流し、更に南の和歌山方面へ。
夜明けとほぼ同時に、出艇。



おやぢさん写真お借りしました。
ポイントに近付くと、チヌのついてそうなポイント、釣り方のレクチャーを受けて、釣り開始。



なかなか渋い状況が続く。
あたりは少ないが、時折ルアーには出てくる。 アクションが良くないのか乗らない。

武田さんに聞いて見ると、リールで巻きすぎていると。竿を使って、移動距離を少なくアクション
するのが良いと教えて貰う。

人工物の岸際すれすれを狙っていたおやぢさん、竿がおもいっきりしなっている。
かなりの大物の様子。



見事なチヌ。
ルアーの色や大きさ、釣れた様子を聞き出し、まねて見る。
武田さんのアドバイスも頭に入れて、人工物すれすれを流すと、じゅぼっとルアーが引き込まれる。
愛知に引っ越してきてから出番の少なかった、スミスのロッド「パドリスト」がバット部から曲がる。
底へ底へと引き込まれるが、しっかりしたバットのため、すぐに上がってきた。



およそ40㎝ほどの立派なチヌ。まともにポッパーで釣ったのは初めてかもしれない。
この一尾で遠征の甲斐あり。

上記のようなドヤ顔でのブツ持ち写真を、おやぢさんにお願いしようとすると、はるかかなたに
漕ぎ進んでいる。 残念…。

日が昇り切り、暑くなったところで午前の部は終了。
武田さんの事務所、通称「cha」にて、釣談義でまったり。

昼前に、おやぢさんと近くのスーパー銭湯風の温泉に入浴に向かう。
平日の昼頃より、風呂とは何と贅沢か。
畳の休憩所で、ごろ寝。

昨夜よりほとんど寝ていないためか、すぐに入眠。
適度な疲労感と睡魔に身をゆだねる至福のひと時。

夜は、近場でイカ釣り。


道路わきの海岸沿い。超シャローで、通常のエギではすぐに根掛かりする。
周りの人のタックルや釣り方をまねてみる。
ウルトラライトのタックルに、小さなエギ。
ゆるゆると漂うようなアクションで、時折しゃくると、乗る。
小さいが、繊細な釣りで楽しい。

潮の動く間の、小一時間の釣り。
初めてひとりで来てたら、こんなには釣れない。
足繫く通われて、判明する釣り方はまさに地元に根差した釣り。

実釣時間は短いが、濃厚な時間。
充実して一日目は終了。

翌日は、生憎の雨。
風も強く、釣りにならないので、ファミレスでモーニング。

昨日艇庫で見た、ターポンウルトラライト。
1艇のみの在庫。色もマンゴーカラーで良い感じ。
なんだかここに自分が来ることを待っていたかのような存在感。

釣り中に、ふつふつとわく物欲。 
同時に携帯メールで嫁に打診。 素早い返信に即却下かと思いながら、メールを開けると、
OKサインの絵文字。

ここで気が変わられては困るので、即購入。



雨のため艤装開始。
ロッドホルダー等最小限釣りに必要なものを艤装。

おやぢさんはさすが職人さん。 全部おまかせ。
どうもありがとうございました。



いやー、ええ感じ。
ライド135と、ウルトラライト。どう使い分けようか楽しみ。

何とか時間を作り参加した大阪遠征。
予定外の衝動買いもあり、濃い2日間となった。
武田さん、おやぢさん、chaに集う皆様、お世話になり有難うございました。
また、機会を見つけて行きます。  


 

2012年09月10日

夏の釣りとか

出張があまりに多く、自宅PCに向かう日が極端に少なかったが、釣りには行っていた。
また、8月は、子供たちが夏休みということもあり、帰省や家族サービスやらで自由時間が
少なかったが合間を見つけて釣りには行っていた。

備忘録のためにもまとめてアップします。

【8月4日】
豊橋市の夏休み企画の親子体験学習で、豊橋魚市場のセリに参加。



セリの掛け声の説明や、豊橋魚市場の変遷等を座学で聞いた後、子供等がセリ体験に参加。
企画の一環のため、すべて激安。



子供に指示している親の方がやや熱くなる場面もあったり。
結局、甘エビ、鮎を次女がせり落とす。食べきれないくらいの量で計500円。

写真はプロのセリを見学。青い帽子がセリ人、赤い帽子が仲買人。
まるで喧嘩してるよう。

豆知識も多数習得。こちらの地方(東三河)は、夏のボラを刺身で食うらしい。




子供より、テンションがあがり、楽しかった。
甘エビ、鮎ともに新鮮でかなり美味しかった。

【8月11日】
時間を見つけて、北の海へ出撃。
が、結構、朝から風とうねりが強く、厳しい状況。



午前中に何とか、レンコダイ一枚釣るが、あとが全く続かない。
漕いでいる途中に、珍客の訪問あり。

結構大きなバッタ。



どこから来たのか?飛んできたら、この位置なら気付くはず。
急に、魚探の後ろから現れたので、カヤックの中にいたのかも知れない。
カヤックは外に置いているのであり得ないことはないが、こんな海上で
陸の虫が現れると、正直ビビる。

魚探の振動子のコードを、カヤックのマウントの穴から差し込んでいる。
無精で、保管時に蓋はしていない。入るとしたらここしかない。

ずっとこの位置で、釣りに付き合って頂いた。
意外に眺めているのも楽しかったりする。
触覚を洗っていたり、時折じっとこちらも見ていたかと思うと、裏側に行ってみたりと。
海の上にいることは判っているのか、決して飛び立たない。

なかなか釣れない状況ながら夕方まで粘る。
潮目を狙い続けて、最後にずしりと重いアタリ。
約50mの底付近で鯛ラバにヒット。

鯛かと喜ぶが、なんか違う。引くことは引くのだが、粘りがない。



釣れたのは80㎝程のシーバス。
こんな深場にもいるのかと感心する。浮き袋も飛び出るほど。
最後の一発で本日は終了。

帰艇時もバッタは時折動きながらも大人しくしている。

着岸と同時に、ヤンキーカップルが釣れる。
カヤックの物珍しさ、釣果に関する質問を受け、適当に答えていると、
バッタを見つけたヤンキーはつかんで、彼女の鼻先へ持って行った。

なんてことしやがるのかと思いながら眺めていると、バカっぽい悲鳴
とともに、バッタは空高く、元気よく、飛んで行った。

海で我慢していたんだろうか、思いっきり遠くへ飛んで行った。
ヤンキーカップルも同時に去って行ったので、2倍すっきりした。

【8月25日】

前回やや不調だったので、同じ場所で出艇。
しかし、デジカメを忘れて、写真はほとんどなし。

シブい状況ながら、アジの群れを発見。

70~75mラインで、ジグに反応。
ほぼ入れ食い状態が続き、食べる分だけキープ。
アベレージは30㎝位で、時折40㎝オーバーも混じる。
何匹釣れたか、解らないくらい釣れ続けた。
このサイズになると結構な引きのため、腕もパンパンになる。

他は、アマダイを一尾釣り、終了。



新鮮なアジは家族に大好評だった。
特にアジフライは絶品。

8月の釣りは全般的に低調だったが、食材には十分な釣果であった。

  


 

2012年07月03日

6月後半の釣り

釣りに行く時間が思うように取れないが、時間の隙間を見つけては行っているので、直近2回の釣行を纏めてアップします。


【6月24日】
イカシーズン終盤を狙い、最近良く行く場所に行こうかと準備をしていると、目的の場所の予報では意外に風が強く、
前夜に断念。
車にはイカタックルのみ積み込んでいたが、急遽朝にジグとカブラタックルを追加で積み込んだ。

眠気と闘いながら何とか早朝に現地到着。



止水の湖かと思うくらいのベタ凪。
凪ダオレのいやな予感。
朝から、ジグ縛りでシャクリ倒すが、全く反応なし。
腕がパンパンになったころ、気付くと昼を過ぎている。

昼までにまったくアタリもないので、鯛カブラを解禁。
今日はジグの釣りは分が悪い。

ジグに比べて、鯛カブラは堅実にアタリが出始める。



小ぶりなキジハタ。まだ、元気なようなのでお帰り頂く。
適度にあたりは続く。
続いて結構いいサイズのほうぼう。



ホウボウは家族にあまり好評ではないので、こちらもお帰り頂く。
その後、アタリは遠のく。

今日はこんなもんかと諦め気分で帰路につく。
しつこい性格なので、良い雰囲気のところでは竿を出しながら漕ぎ戻る。

そうこうしていると久々に魚らしいあたり。
ドラグも滑り出すほどの引きなので、鯛かと期待。
上がってきたのは、良いサイズのアオハタ。



40㎝近くある。このサイズあたりから根魚は結構強く引くようだ。
シブい一日だったが、最後に何とか良い魚が釣れてホッとした。
やや消化不良で終了。

【6月30日】
前日より釣行を計画していたが、まさかの飲み会。
よせばいいのに結構飲んでしまう。
我ながら意思が弱いと思う。

結局、終電間際まで飲んで、深夜に就寝。
早朝より起きられる訳もなく、いつもより遅い起床。
「あれ、釣り行くんじゃなかったの?近場でイカ?」と、次女より容赦ない質問
「あ~」と生返事でやり過ごす。

そうかイカがあったかと、朝ぶろにつかりながら思案する。
決心し、先週とは逆で、車にはイカタックルのみにして積み直す。

結局、昼頃に現地到着。
いつもの出艇場所の、沖堤にはサメ除けネットが張り巡らせてある。
明日の海開きを控え、準備万端の様子。
出艇場所がないのかと少し焦ったが、少し離れたところに砂利場の海岸があり
階段があるものの、何とか出せそう。

ドーリーで階段のところまで移動。そこから、きしむ腰をだましだまし、そろりと下りる。



海水浴日和ってな感じだが、まだ海水温も低く、誰も泳いでいない。
次週にはすっかり人で賑わっていることだろう。

まずは実績のあるポイントへ向かい、エギ投入。
5投ほどして反応がなければ次へ移動を繰り返す。
投げてはシャクリ、投げてはシャクリ…、を繰り返すが、全く反応がない。
潮も動かないし、太陽が真上では駄目かと半分諦め気分でのんびり釣り続ける。

3時間ほどまったくアタリがなく、時間が過ぎる。
綺麗なアマモ帯の際を攻めると、ようやく反応あり。



キロ近くありそう。我慢の時間が長く、もう、これで十分かと満足する。
アマモ帯が続くラインを、パラアンカーで流しながら、ここと思うポイントを通過するよう
キャストする。

1杯出た後、続かない。
今まだ釣れたことないあたりまで流されるが、海底を見ると、良いコンディションの
アマモがびっしり繁茂している。

やっと見つけた感じ。



キロアップで、結構引きが強い。
さらにたて続けにヒット。ややサイズアップ。



付き場所を突き止めて、エギがはまると面白いように続く。



少し小ぶりなためリリース。結局ここまで写真のカラーのエギのみ。
以前もこの色のエギに対する反応が良かった。
この海域に何かマッチしているんだろうと漠然と思う。

だいぶん日が暮れ始めているが、もう一回漕ぎ戻り同じラインを流す。
さらにすぐに追加。



やっぱ1キロ程のサイズ。すでに3杯キープしているので、こちらもリリース。
ここで、納竿。

帰宅後計測すると、ちょうど1kgで、少し小ぶりなもので900gだった。
3杯のうち、2杯はメスで抱卵していた。



海水温が上がりきる前に、もう一回くらいはチャンスがありそう。
今シーズン、もう少し大きなのも釣っておきたいが、他の釣場も気になるので、
実現は難しいかも知れない。



  


 

2012年06月16日

青物ねらい

最近イカ続きだったので、根魚か青物を釣りたくて機会を伺っていた。
休日出勤が多く、振替休日は溜まっている。しかし、忙しいから休日も仕事するわけで簡単に振替休
日がとれるわけでもない。

週末の金曜の夜に、町内会の会合の予定があり、思い切って終日仕事を休むことにした。
天候はあまり芳しい予報ではなく、太平洋側から台風が近づいて来ているので南側はほぼ無理。
台風の影響をまだ比較的受けにくい海域を選び、ジグを中心にタックルを準備し、早朝に出発した。
イカ道具は完全に封印。

朝7時頃現地に着くと、陸ではあまり感じなかった風が、沖では相当吹いている様子。
ウサギも時折跳ねている感じ。海快晴の予報では、3m/s前後だったが、現地に来てみると微妙。
うねりも結構できている。
少し躊躇しながら、とにかく海に出て見て、駄目だったらすぐに戻ろうと決意し、出艇した。

風は相当強く、パラアンカーを効かせても、2~3km/hで艇ごと流される。
いきなり厳しい状況。

すぐに戻れる範囲で釣りするために、取り敢えず30~40mラインで釣り開始。
鯛ラバからはじめて見るが、全く反応なし。1時間ほどして、少し風が弱まったのを機に、さらに沖へ。
60~65mラインへ移動。

大きな鳥山を発見し、近づきながらジグを落とす。ラッキーなことに、鳥山がだんだんと近づいてくる。
魚探を眺めると、底近くにも魚群の反応あり。
艇の流される速度が速いため、タングステンのTGベイトを素早く落として反応を見ると、最初のヒット。

ドラグがうなり、青物の特有の引き。
Slammerの軽快なドラグ音が響く。



とてもコンディションの良いワラサ。
海の状況があまり良くないので、これ一匹でかなり満足。
もう一匹追加できれば上出来かと考えて再開。

途中根魚も欲しいと思い、スロースキップと鯛カブラを交互に投入するもやっぱり無反応。
先ほどワラサの釣れた、TBベイトに戻すと、中層付近でヒット。
少し、引きは弱いが、これも青物特有の引き。



ハマチサイズにダウンするも、先ほど同様に魚体のコンディションは良い。
この時点で、もう十分満足。

良い気分で釣りしていると、平日ということもあり、たて続けに仕事の電話が2本。
いずれもトラブル発生。

話している間も艇は流されるので、内容があまり頭にが入って来ない。
簡潔に話してくれというものの、トラブル解決の相談となると簡単には行かない。
電話を終えたところで、周りの景色を見ると、すっかり変わっている。GPSで位置を見ると、出艇場所
からかなりの距離になっている。

仕方ないので漕ぎ戻る。
この時点でだんだんと風も強まり、逆風での漕ぎが辛くなる。
頑張って漕いでも、2km/h程度。

1時間ほど漕ぎっぱなしで出艇場所付近まで戻る。
町内会に参加するため終了予定の昼頃にはもうちょっと時間があるので、ジグを投下。

最初の投入時にはタングステンであればまっすぐに落ちて行く。しかし、途中で再度落とすと、艇の
流れが速いため、かなり斜めになる。
斜めでも釣れるかもしれないが、釣れた2本ともに縦の巻き上げ時にヒットしているので、出来るだけ
垂直の巻き上げを心がけることにした。
もう、1尾追加したら、クーラーは一杯で、家族が食べる分としては十分なので、あと5投ほどして
釣れなかったら帰ろうと考えた。

魚探の反応は全くないが、何となく荒れ気味の海況でもかすかな潮目らしき痕跡のある65mライン
に投下。
綺麗に垂直に落ち、着低直前で減速させ、高速で巻き上げを開始し、底から10mくらいでピッチを
遅くしたとたんにアタリが来た。アタリ時に即合わせし、巻き上げると、割と抵抗がなく巻き上げられ、
時折ぶるぶるっとするので良計のサバかと思いながら巻き上げる。

サバなら悪くないなと、余裕をかましていると、竿先が急に海面に突き刺さり、猛烈に走り出した。
えっ、と思う瞬間無意識にドラグノブに手が伸び、少しドラグを閉め込んだ。
追い合わせを2発ほどかまし、ロッドを前に持ち替え、力一杯リフトを開始するがびくともしない。
少し巻いては、走りを繰り返し、だんだんと不安になる。こんなに力強い魚とのやりとは初めての
体験。

本当に魚なんだろうかと疑問が頭をよぎる。巨大なサメだったらどうしようかと、更に不安になるが、
何か確かめてからラインが切れるように準備だけはしておいた。
だいぶん疲れてきたのか、徐々に海面近くに上がってきた。不意な走りを警戒しながら、何とか上
がってきて、海中を除くと、シットオンで座ってるんだけども、腰が抜けそうなくらいデカイ。

まだまだ体力がありそうなので、頭を出来るだけ海面に上げて空気を吸わせるよう仕向けるが、
ちょっと刺激すると反転して姿が見えなくなるまで潜る。
カヤック上に上げてからも危険が伴うので、満月になった竿を握りながら、足元を整理し始めた。
針のついたジグや、暴れられて危ないものは足元からよけた。

鯛よりは口蓋が薄く、挟みやすそうとおもったが、やっぱりこのサイズはボガでは一発では上手く
いかない。
意を決して挟むが、手の握力も弱まってきているのか、がっちり挟めたものの、ひと暴れした途端、
ボガごと手からするりと離れていった。
すぐにリーシュコードを手繰ると、運良く取り戻せた。がっちりボガを握り直し、魚を艇に乗り入れる。



見事なブリ。
TGベイトをほぼ丸のみ。えらに引っ掛かったのか出血している。
かなり暴れるので足で押さえて、いっきに〆た。
出血の量も半端でないくらいでるので、なんだかえらいものを釣ってしまったような気分になった。

艇に上げて、〆たのち少し落ち着いたところで、しばし呆然とした。
クーラーに入る訳もなく、足元に置いて、帰艇開始。
この時点で午前11頃。いつもならもう少し粘るところだが、何となくもう釣りする気分になれない。

風は一層強くなり、波も高くなってきた。
ブリとやり取りしている間にもだいぶん流されたので、急いで戻る。
出艇場所に戻るまで約1時間、逆風で漕ぎ戻りへとへとになった。



血が回らないようにえらだけは海上で落として来た。ライドのコクピットからはみ出る大きさ。
カヤック上では長すぎて魚体を持ち上げることが出来ず重さが測れなかったので
ボガで測ってみたら、約18.5lbだった。エラと血抜き後なので、正味約9kgと行ったところか。
何とかクーラーに押し込めるため、解体前にスケールとともに撮影。



カヤックに貼りつけたスケールが90㎝であるが、ゆうに超えているので、ブリは確定。
ライドのリヤのラゲッジスペースの長辺の長さがちょうど1mなので、ほぼそのくらいかと思うが、
正式に測っていないので解らない。


数年分の運を使い果たしてしまったのではないかと思うくらい出来過ぎ。
夢の10kgを超える魚をカヤックで釣るまで、まだまだ続けたい。
今回は一瞬、超えたかと思ったと同時に目標が消える焦燥感も少し感じた。
単純に楽しめばいいものを、天の邪鬼なものだなあと思う。

いつか来るであろう10kg超えを目指して、やっぱりまだまだ続けたい。












  


 

2012年06月04日

6/2 春イカ続き

久々に魚を釣りに行こうと計画した矢先に、前夜に飲み会開催。
それなりに楽しく喋り続け、好きなだけ食って、酒を胃に流し込んでいると、結果
見事な二日酔い。

飲み会に参加した時点で、予想どおりの展開か。
味の素たっぷりの中華料理と、甘いだけの紹興酒では、激しい頭痛のオマケ付き。

一旦、午前3時に起きるが布団から一歩も出る気力が湧かない。
で、二度寝。

起きたら平日よりも遅い寝起き。
「あれ、また釣り行くんじゃなかったの?」と娘たちから朝の挨拶よりも先に
チクリと質問。

「あ~、今日は近場でな。」と平静を装い回答。
で、近場でイカ釣りに行くことにした。
出がけには、妻からイカはもういらないとのお言葉。

益々無口になって出発。

結局家を出たのは朝9時過ぎ。
コンビ二に寄ったりしてたら現地には、10時半頃到着。
午後から風の吹く予報のため、短時間勝負。

ポイント到着の間までにも、もあっと魚の逃げる姿が見えたり、10㎝弱の小魚の群れのボイル
が見えたりと、活性が高い。

しかし、エギ投入開始してからは、さっぱりアタリがない。
一度、ボイルめがけてimaのソバットを投げ入れ、小刻みにジャークするとヒット。
割と引くが、あっさりと力が抜け始めた。
手元まで寄せると、見事なサイズのダツ。

身体をひねったのか口元から頭付近にがっつりフッキング。
イカオンリーのタックルで来たので、プライヤーを持ってきていない。
鋭い刃の付近の3本バリを外そうとすると、はねた勢いで噛まれそうになった。
相当コワイ顔してる。

何とかフックを外し、リリース。焦ってたので写真なし。

風も吹き始め、なかなか釣りづらい。
先週よりも海藻が育ち、微妙に底取りの感覚がずれる。

なんとか一杯目を釣る。800gくらい。



その後、続かない。
我慢の時間が続く。

ちょっと違う場所へ移動がてら、綺麗なアマモ帯を見つける。
エギに引っ掛かってくる、アマモの活きがいい。
イカが付いてそうな雰囲気がする。

アマモ帯をトレースするイメージで底を切りながらアマモにひっかかからないように
引いてくると、久々のあたり。
さっきと同じくらいのイカを追加。

イメージ通り出たので気を良くして、逆風の中漕ぎ戻り、エギ再投入。
ドン、ピシャリ。



少しサイズアップ。900gくらいか。
だいぶん風が吹いてきたので納竿。

いい感じのアマモ帯を見つけたので、春イカシーズン終盤だがもう一回は行きたい。
渋かったが、粘って、計3杯。



並べて悦に浸っていると、またイカかと聞こえてきそうな雰囲気が背中の後ろに漂う。
結果、都合3杯で良かったのかもしれない。


「3杯くらいだったらいいけど、でかいのは気持ち悪いからいらない。」
と笑顔で言われる。

釣師の欲求と家族のニーズは真逆である。
次は、びっくりするくらいでかいやつを釣ってきてやると心の中で誓う。







  


 

2012年05月29日

春爛漫

今週の週末は、土曜が娘の運動会で、翌日曜日は町内会の清掃活動。
五月晴れで海は凪予報なのに、釣りのない週末。



暑くもなく、寒くもなくすがすがしい日。絶好の運動会日和。
娘は朝から張り切り、妻はお弁当を作っている。
たまには、こんな日もいいかと運動会を満喫した。
娘たちの出番のないときは、木陰でごろ寝。
少し眠ってしまったが、心地よいこと、この上なかった。

早朝から場所取りで並ぶことが当たり前の都会の運動会とは異なり、
なんだかのんびりしていて、理屈抜きにいい。
こういう場面に出くわすと、引っ越してよかったと思う。


明けて翌日曜日、昨日同様に五月晴れ。
少し、昨日よりは気温が高いか。
思いの他、早めに清掃活動は終わり、朝9時前に開放。
何となくそわそわしてると、妻に感づかれたのか、早めに帰ってくることを条件に、
釣りの許可が得られた。

9時過ぎから準備し、現地到着は昼前。



急ぎ準備し、出艇。
バタバタでの準備で出発した結果、イカ釣り一本勝負で来たのに、肝心のランディングネット
を忘れる。今更、引き返すわけにもいかず、何とかなるだろうと釣り開始。

海況は、赤潮がひどく、潮の流れの悪いところは真っ赤な状態。
いきなりタフなコンディションで機先がそがれるが、浮けただけでもましかと思いなおし
キャストを繰り返す。



なかなか1杯めが出ず、エギをとっかえ引っ返して試した結果、地味なカラーのエギが
アタリだした。



サイズアップ。800g位だろうか。思い切ってハンドランディング。
エギを直接つかみ、カヤック上へ。
墨抜きしていないので、出し放題。



キロアップも混じる。これも思い切ってハンドランディング。
墨を被るのを気にしなければ、カヤックならかなりのサイズでも素手でランディングでき
そう。もう、やけくそ状態。カヤック上は墨だらけ。

自宅で計量すると、一番大きなイカで、約1.3kgあった。
小さいのやメスイカはリリースしたが、短時間ながら良型ぞろいのイカが釣れた。


今回の釣行で、カヤックなら結構な型でもハンドランディングが可能なことがわかった。
出来るだけ装備をシンプルにしたいと思うので、もう少しイカを取り込み時にコントロール
できれば、結構いけるかと思う。

が、あまりメリットが大きくないうえに、身体ごと墨攻撃を食らうリスクがあるので、決して
お勧めはできません。

キャストのエギングが満喫できて嬉しい週末となった。
春イカが好調。浅場で型が揃いだしている。
海水温が上がりきる前に、もう一回くらい行きたいなあ。





  


 

2012年05月21日

カヤックスクールと春イカ

カヤックフィッシングを2008年より初めて、足掛け5年目になる。
しかし、今まで見よう見まねで漕いできて、スクールなどで正式な教えを受けたことがなかった。
そこで、自宅から近いこともあり、カヤックショップレインボーさんのカヤックスクールを受講する
ことにした。

休日の予定がなかなか立たず、たまたま行けると思ったらスクールを開催していない日だったり
で、最初に問い合わせをしてから数カ月経ってようやく実現した。

5月19日(土)
当日は、やや風はあるものの快晴で、スクールには十分許容範囲内のよう。
代表の中谷さんにご挨拶し、いざ受講。



最初は緊張したが、中谷さんの巧みな話術で終始和やかな雰囲気を作って頂けた。
実際に漕ぐ前に、ストレッチをし、カヤックで海に出る際の大事な点や、シットオントップカヤック
のスクールの変遷等、解りやすく解説頂く。

実技講習の最初はフォワードストロークを理屈とともにみっちり教えていただく。
この時点で、如何に我流で漕いでいたかを痛感した。腕で力任せに漕いで、一日釣りした後は、
腕がパンパンになっていたが、身体の使い方が違ったようだ。
その他、実践的にカヤックフィッシングで使える技術を丁寧に教えて頂いた。

いろいろなことを一度に教えて頂き、身体がちぐはぐになったりと、ちゃんと漕げていたのか心配
だが、参考にGPSをもって受講し、最後にチェックするといままで出たこともない最高速度が記録
されていたのでこれはやっぱり成果なんだろうと納得した。
これからの浮きで成果を確認し、さらに練習を続けて行こうと思う。

休憩中にも中谷さんのお話は興味深く、特にデスペラードの開発秘話に及ぶと熱を帯びて、圧倒
されました。また、釣りの話もいろいろと教えて頂き、近くに住みながら知らないことが多いことに
気付いた。シットオントップに乗ったのは、釣りが目的だったので、どうも漕ぐ基本は後回しになり
がちだったが、もっと早く受けていれば良かったと思った。
体力が落ちてゆく一方なので、如何に力を抜くかの基本は、これからの漕ぎにより重要となる。

釣りとは違う目的で一日カヤックに乗るのも良いなと感じた。
漕ぐ事自体も結構楽しくなりそう。
中谷さんどうもありがとうございました。

5月20日(日)
で、翌日、中谷さんから教えて頂いたホットな情報がどうしても気になり、行くことにした。
当初は、午後から娘の用事で車を使うので諦めていたが、午前中だけでもと妻と娘を説得し、許可
を得た。早朝のみの勝負で行くことにした。



曇り気味だが、海は凪。春イカには良い条件がそろっている。
カヤックを準備中に、地元の方に挨拶し、状況を聞くと今日は特に良いんではないかとのこと。

いざ、海に出るが初めての場所なので、勝手がわからない。
イカがいそうな場所にエギを投入し、しゃくる。
が、2時間ほど無反応が続く。

最初にずしりと重量感のあるアタリがあったのは、始めてから3時間ほど経過した後だった。



しかし、ぷりぷりのコウイカ。
墨を吐く前に丁重にお帰り頂く。

その後もさっぱりあたりがないが、だんだんと赤潮が広まり、海水が濁り始める。
赤潮のないエリアを探っていると、久々のあたり。
少し強い引き。



800g程の良型。もう諦めかけていたのでかなり嬉しい一杯。
だいぶんと昼が近付いてきたので、そろそろ出艇場所に戻り始めることにした。

途中、岩場の近くで、海藻も見える付近にエギを投入しながら漕ぎ帰った。
3m位の深さのところで、潮通しもよくなっているところがあったので、エギを投入すると
ひとシャクリ後にエギが持っていかれた。一気にドラグが鳴り出したので、ドラグノブを強く絞る。

なかなか強い引きで竿がのされながらも、上がってきたのは先ほどよりも一回り以上
大きい、立派なオスイカ。堂々たる春のイカ。



自宅に帰って測ると、胴長が34cmあり、約1.5kgだった。
半信半疑で来たものの、嬉しい誤算。
まだまだ釣れそうな雰囲気であったが、タイムアップで終了。

カヤックスクールに春イカと内容の濃い週末となった。









  


 

2012年05月06日

20110429_GW釣行

GWの突入するも安定した休みがとれず、思うように釣行計画が立てられない。
後半は実家に家族と帰省のため、行けるとしたら土曜か日曜しかない。
世間はゴールデンな休日かも知れないが、自分には普通の休日でしかない。
土曜日中に仕事を済ませ、日曜に釣行を決行。

後半戦での釣行計画の方が多く、皆様前半は控えめのよう。
この日は、同行はたかまるさんが行かれると言うので、ご一緒頂くこととなった。
お互い初場所の釣行となり、現地で待ち合わせ。



折り目正しい、ポータボート。
たかまるさんはコンビニで買い物中。
のんびりと準備。

GWも序盤からなのか、他に誰も釣り師がいない。
波も風も穏やかな海。

午前7時頃出艇。
初めての場所なので、海の様子が判らない。
広範囲に漕いで、海の様子を確かめる。
底の変化は少ない。かなり沖まで行かないと50mより深くならない。

途中、出会ったカヤッカーの方に伺うと、少し浅場でハマチが釣れているという。
結構釣れているということなので、あとで行けばいいかと、この時点では余裕を
かましていた。

潮の動きは緩慢で、反応がない。
ようやくあたりがあり、釣れたのがカサゴ。



あんまり大きくないが、昇天してるのでキープ。
このあとさっぱりあたりが遠のく。

油断しているところに、アタリがありかなり強い引きが始まる。
ドラグがうなり、ラインが滑り出す。
思い切り合わせて、巻きあげるが、全く上がってこない。
これはかなりの大物のようで、慎重にしなければと思った矢先に、ふっとテンションが
軽くなる。

呆然として、だらりと力の抜けたラインを巻き上げると、鯛カブラのアシストフックの一本
がすっぱり切れてなくなっている。
何度も使っているカブラのため、アシストラインが痛んでいた可能性が高い。
悔しいがしょうがないので、気を取り直して再開。

その後、フッキングはするが、何度もばらしを繰り返す。
ジグでチャリコを追加して、昼になる。



この時点でかなり焦りが出る。
たかまるさんに連絡すると、すでに良型真鯛を数枚釣られているとのこと。

時折、強い風が吹き始め、かなり早い潮の流れが出始める。
シーアンカーを効かせると、艇ごと流されていく。

黙々と、海底にカブラを落とし、巻き上げる操作を繰り返していると、気付けば
出艇場所から5kmほど流されていることに気付いた。

この時点で午後2時。
戻り始めないと、帰艇時が辛い。
決心して漕ぎに専念するが、時速は3km程しか出ていない。

潮と風が同調して、進行方向と逆に立ちふさがる。
出艇場所付近にもどるまで、1時間以上はゆうにかかる。
かなり漕いだので、燃料不足となり、力が入らなくなる。
いそいで、クーラーボックスの柿の葉ずし3つを、胃袋に押し込んだ。

マラソンランナーが失速していくのはこんな感覚なんだろうか。
カロリー補給が出来ないことを考えると、少し怖いと感じた。
次回はもっと高カロリー食を持参しようと思う。

体力もつきかけ、散々な釣りで、もう半分諦めかけていた。
風も、強くなったり、弱まったりを繰り返し、釣りになかなか集中できない。

少し風が弱まった瞬間、潮目がはっきりと出だした個所があったので、カブラを落とすと
、ひったくるようにアタリがあり、久々の強い引きを味わう。
良型のキジハタ。



ほぼ一日頑張って、この釣果。キジハタが釣れれば良いなと思っていたので、ちょっと満足。
こんな日もあるのかと半分諦めて、出艇場所に戻り始める。

往生際が悪いので、魚探の反応と、潮目には気を配り、漕ぎ進める。
かなり浅場にさしかかり、カサゴでも追加しようと、アンカーも出さずにカブラを落とす。
今日はアンカーを落とさない方が、流されないことに気付く。
集中力が散漫なときはこんなもんですね。基本的なことに気づかず一日過ごして、
厳しい釣果。

40mラインまで戻り、カブラを落として着低後、2回ほど巻いたところでがっしりフッキング。
こんなところに定置のロープが伸びてきているのかと思い、ボガにPEラインを巻いて切ろう
かと考えた瞬間に、グングンと引っ張られる。

船が流されているのかと一瞬疑うが、流れや波とも同調していない。
やっぱ魚のようだ。しかも、かなりでかい。

ビシッビシッと、ほぼフルロック近くに締めたドラグからラインが引き出される。しかも止まらない。
今までにない強い引きを味わう…余裕など微塵もない。
底までの距離が40mを切っているので、潜られればラインブレークする。

竿を前面に持ち替えて、全身でリフトする。
15分程の格闘の末、なんとか上がってきたのは、巨大な真ダイ。明らかに今まで釣った鯛よりでかい。

最近は装備を簡素化するためランディングネットは積み込んでいない。
大きな魚の場合はボガグリップで、ランディングしている。
40mの比較的浅場からの、ランディングのため、魚の体力が温存されている。
しかも、口がでかくボガのクリップ部分が、えらの根元のくぼみの部分までうまく到達
しないので、挟んでもスカッと外れてしまう。

何度か試みるが、少しでも目測を誤ると、鯛が暴れて潜っていく。
いい加減、腕も疲れてきて、このままではランディングできないのではと思い、たかまる
さんに救援を求めた。

焦っていたので支離滅裂な説明で、うまく伝わらない。
とにかく助けてくださいとのべて、救援をお願いした。

そうこうしているうちに何とか、ボガグリップが上手く、鯛の口に挟まりがっしりと捉えた。
その瞬間、力を込めて艇に引き上げた。



艇上で、かなり暴れまわり往生したが、何とか〆ることが出来た。
帰艇後に、測ると89㎝、血抜き後だが、ボガの測りで17LBSの約7.7kg。
なんか、釣れちゃった感が強いが、自己レコード更新。



ホゲリ寸前での回避。
魚を艇にあげたところで時間を見ると、午後5時を回っていた。
最後の最後で大鯛。

しつこく粘ると釣れることもあるようだ。
いい場所なので、また行ってみたい。
次回はもっと効率よく、釣りが出来たらいいのだが。

たかまるさんには、ご迷惑おかけしましてすいませんでした。
とても、楽しい一日でした。

どうもありがとうございました。また、是非ご一緒ください。



  


 

2012年04月15日

春の釣り

前回の記事が、年末年始釣行。気付いたらもう春。
「行く一月、逃げる二月に、去る三月」と昔の人は上手く言ったものだ。

釣りに行けない分、時間を見つけては少しづつ、毛鉤を巻きためた。
もう少し暖かくなれば、渓流に行きたい。



4月7日
一度だけ様子見に、川に行ってみた。
ちょっと早いかとおもいつつ、4月初旬の岐阜の清流に向かった。

漁協の人に聞いてい見ると、雪代が入り、水温が下がっているとのこと。また、川の水が澄みすぎて
いるので残念だけど釣れないよと言う。
だが、さっき放流したポイントがあるから、成魚放流の魚でよければ釣れるよと地図で示しながら
親切に教えてくれた。
話の最後に、「40人ほど入っているけどね。」と付け加えた。
4人の間違いかと思い聞き流そうとしたが、あまり現実的でない数字に、小さく「えっ」と聞き返すと、
しっかりと「そう、40人」の回答。
管理釣り場並みに、一つのポイントに入っているという。
様子見釣行だからと、自分に言い聞かせて行ってみると。



こんな感じ。

ご丁寧に「ここから下流に放流しました。」と大書したのぼりまで出ている。
そののぼりからきっちり下流側に、等間隔で両岸に釣り人。
正確に、渓流竿の長さ2本分くらいの間隔か?
京都の鴨川べりのカップルの座る間隔も、自然と等間隔になっているという
都市伝説を思い出した。

ここでフライ竿振る勇気もないのでしばし眺めていると、良く釣れている。
放流したての魚は、かなりウブなようでどんどん抜かれているといったイメージ。

なんか複雑な気持ちで、超混雑ポイントを後にし、他へ行って見る。
どこも4月といえども、まだまだ冬の気配が濃く、外気温は3℃を切っていた。
下ばきを着込んだウエーダーでも、川の水は刺すように冷たい。

いくつか実績ポイントをめぐり、ニンフを底付近を意識して流してみるが、ついに一度も
あたりがなく終了。
多分魚も底でじっとしてるんだろうと言い聞かせ、今年度初の川釣りは終了。


4月14日
少し、仕事も落ち着いたので、ようやく海へ行く時間が出来た。
しかし、予報は芳しくなく雨の予報で、何とか釣りが出来る風速は午前11時頃までの予報。
躊躇していると、何のためらいもなく釣りへ行くというmadtakaさんのメールが届き、決心する。
師匠、頼りになります!



久しぶりのカヤックで、フラッグを忘れる。
天気は小雨だが、風は弱い。
短時間勝負だが、久々の海で、心躍る瞬間である。

40mライン位からはじめて見るが、海全体に、背脂の様なもろもろの浮遊物が漂い、おまけに
海中にはクラゲがはびこり釣りづらい。

60mラインまで進み、病み上がりだが元気なkatsuoさんに出会う。
すでに大鯛を釣っているという。
釣れている事実を聞き、やる気が出る。

直後に、アタリがあるがばらし。
気を取り直してタイラバを落とすと、底付近であたり。



食べ頃のアオハタ。最近、魚食べてないので迷わずキープ。
幸先良かったが、後が続かない。

クラゲと、浮遊物がラインに巻きつきかなり釣りづらい。
しかも臭い。手で取ろうとすると、ちくちくするしどうにもならない。

だましだまし釣りしていると、フォール中にアタリ。
焦ってあわせると、少し強い引き。



立派な黒ソイが釣れた。最初何か解らず、クエの幼魚かと思った。
黒ソイは初めて釣れたので、嬉しい。

久しぶりに鯛が釣れればと、鯛ラバを落とし、時々ジグもしゃくってみるが
アタリすら遠のく。

同じく60mラインの中層でアタリがあった。鯛ラバをなかなか食い込まず、
我慢して同じ速度で巻き続けると、ずしりとした感触。
結構な引きで重いが、何かかが違う。



なんと、トラフグ。しかも結構でかい。
これも人生初。今日がついているのか何だか判らない釣果である。

海快晴の予報通り、11時過ぎにきっちり北風に変わり、強風。
吹き始めに沖上がりした。

いつものようにみっちり夕方までやりたかったが、自然に勝てないので、
早めの沖上がりで、ゆっくりと温泉につかり帰路についた。

当日、海でお会いしました皆様どうもありがとうございました。





  


 

2012年01月04日

年末年始釣行

新年おめでとうございます

拙い文章で細々と続けておりますが、懲りずに閲覧して頂いている皆様には心より感謝申し
上げます。
昨年同様、本年もどうぞ宜しくお願いします。
今年も不定期になるかもしれませんが、更新は続けるよう努力します。

12月初旬より更新が途絶え、あっという間に年が明けておりましたが、年末ぎりぎりに釣行
でき、続けて新年早々にも釣行しましたので併せて報告します。


12月31日
昨年の仕事納めが29日で、その翌日から新年4日までの休暇。
妻と子供たちは28日から妻の実家に先に帰省し、私は2日夕に妻の実家に迎えに行くことで
合意。
ということは30日から1月2日の夕方までフリー。
こんな自由時間は年中でも滅多にないので、釣りに行くしかないと心の中で小躍りする。

時間は出来たが、次には、天気次第なのでどこで釣りに行こうかと迷う。
海快晴、GPV気象予報を何度も見ながら、思案する。
この思案する時間もかなり楽しい。
仕事の計画とは異なる心の高揚感を抑えながら、他の皆様の動向も確認する。

ギリギリまで北の予報を見ながら、南へ行くかどうか迷っているときに、2日に
行こうと考えていた外房の白浜に浮けるかもとのFUNさんからの朗報。

30日からいくとなると翌31日と翌日の元日の泊まるところがないので、少し躊躇するが
意を決して、外房へ向かうことにした。
こんな年末年始に、お泊りでお付き合い頂ける酔狂な釣師はいないだろうと
踏んで車中泊も覚悟していたら…。

いました。Team banzyの田吾作さん。何と宿まで手配頂ける
とのこと。世の中には同志は探せばいるものですね。

30日深夜に豊橋を出発し、館山道のPAで田吾作さんと合流し、白浜へ。
既に、。メアさんが到着され、少し時間をおいてFUNさんが到着。
久しぶりにお顔を拝見し、長旅の疲れも忘れて、再開を懐しむ。



しかし、これから浮こうとするのは外房・白浜。いきなり太平洋の外海なのでうねりは覚悟。
浜から眺めている分にはかなり凪ているように見えるが、少しでも外側に出るとかなりのうねり
らしい。

準備万端で、艇を海に入れて漕ぎ出そうとすると手がさびしい。
緊張のあまり、パドルの準備を忘れていることにここで気づく。
焦っているのが手に取るように判るので、少し時間をおいて、気を落ち着かせて再度エントリー。
漕ぎ進むうちにうねりが出てくるが、思ったより激しくはなく、小さい周期のうねりが繰り返され、
ときおり波が割れて白波がたっている感じ。天気は快晴。
他の艇と少し距離が開くと、艇ごと見えなくなる程度のうねり。

魚探の反応はよい。20mライン位までは、頻繁に反応がある。
根が多いようだ。

反応のありそうなところでジグとカブラを順に落として様子を見る。
最初にカブラに反応があり、あげて見ると綺麗なアカハタ。



20㎝くらいの小さなアカハタなのでリリース。
その後、青物を期待して30~40mラインでジグをしゃくるが、全く反応なし。
疲れてカブラに変えると、小魚の反応はある。
フグが2匹続けて釣れた。あまりフグは判らないが、ショウサイフグか?
食べ頃かもしれないが、調理できないのでこれもリリース



この日はこれで終了。
年末におめでたい赤い魚と、福(フグ)。無理やりこじつけ感があるが、
1年の納めとしては良い結果(と思いたい)。

うねりの中の釣りで、胃酸が出過ぎたのか、釣りの最中は気にならなかった
酔いが、車に乗った途端に一気に増幅。よく考えれば釣りの最中もろくなもの
を食ってなかった。

ほうぼうの体で宿に入り、休む。
田吾作さんには申し訳ないが、おひとりで食事に言って頂き、休んでいた。
少し回復した後、お酒を飲み、紅白歌合戦を見ながら釣談義で夜も更けて行った。
紅組の勝利を確認して、除夜の鐘を聞く前に就寝。
まっとうな釣師の大晦日の過ごし方(?)。

元日
翌、元日は田吾作さんに加えて、Team banzyのゑ美さん、TLOのpescadorさんも合流。
この日は外房の海況は良くないので、内房で出撃。
元日からフィッシングジャンキーな面々が集まる。



外房とは打って変わって穏やかな海。
イカが安定して釣れているとの田吾作さんの情報。
浅場からエギを落としていく。
ティップランが今一苦手なので、キャストで狙ってみる。

浅場では判らなかったが、15mラインより外側に出ると、潮の流れがかなり早い。
あっという間に艇が流される。
パラシュートアンカーを効かせても、結構流される。
潮下側にエギを投下してもすぐに艇が流されるのでしゃくれる幅が小さくなる。
斜めにキャストして距離を稼ぐ。さらにエギ沈下中は、漕ぎ戻り距離を稼ぐ。
18mラインでようやく一杯。今年初のイカ。
300gくらいだろうか。小さいのでリリース。



同じラインでもう一杯追加。



やはり小さい。
潮の流れが速く、かなり効率が悪いうえにサイズが上がらないので、イカはあきらめ
ジグとカブラに変更。

広範囲に探り、100mラインまで行ってみるが反応なし。
午後に入り風も吹き始め、ぶっ飛んだ潮はやや収まり、ときおり潮目も見え始める。
わずかな潮目を狙い、ジグとカブラを落としてみる。

ようやく釣れたのは紅白の魚。新年からおめでたい色合い。
名前は判りません。



これからは我慢の釣りで全く反応のない時間が続く。
30mラインのわずかな潮目を狙っているときに、カブラに急なあたり。青物のような走りで、
サバかと思うが一瞬でばれる。

もう一度同じラインを流してみると、同じようなあたり。
かなり強い引き。何度か抵抗を繰り返し、上がってきたのはいい感じのショゴ。
カンパチの幼魚で、東海・関西ではシオの呼び名。



まだいるのではないかと、今度は何度もジグを落としてみるが、反応なし。
このあたりから更に風が強くなり、強制終了となる。

またまたかなりこじつけだが、初釣りに末広がりの八の文字を持つ魚が釣れて幸先よい釣行
(と思いたい)。
妻の実家のお正月土産もできて一安心。
ゑ美さんからはキロアップのイカもいただき大満足。
ゑ美さん、ありがとうございました。
もう一日浮きたいところだが、翌日の予報は大荒れのようで、ここで実家に余儀無く帰省を決意。


両日ともに、押しかけて大変お世話になりました田吾作さん、本当にありがとうございました。
また、ご無沙汰してましたにもかかわらず温かくお迎え頂きましたFUNさん、メアさんどうも
ありがとうございました。
更に、元日よりご一緒頂きましたゑ美さん、pescadorさんありがとうございました。


白浜は手強いですが、また必ず行きますので宜しくお願いします。
次はBigな青物狙いましょう。









  


Posted by RIM at 18:44Comments(34)
 

2011年11月28日

20111126_冬支度

天候がやや不安定でどこへ行こうか躊躇するが、先週用事で浮けなかったため
なんとか釣行を企てる。
釣りが出来ることと、釣れるかは全く別なので、どこへ行こうか夜半まで迷った。
冬も着実に近づいているので、今後浮ける確率の低くなる北へ行くことにした。



現地へ到着すると、既にmadtakaさんは、海上の人。
最近、ホントウによくお会いしますね。

出艇ポイントには、お久しぶりのmasaさん、katsuoさんがほぼ準備を終えられていた。
また、はじめましてのたかまるさんもいらっしゃり、ご挨拶を交わす。

海には多少うねりが残り、ちょっと不安。
いつも皆さんより遅く到着のため、しんがりで出艇。

沖へ漕ぎ進む途中、海面がざわついているので、取り合えづシンペンを投げ、早引きすると、
こつんとあたり。
余り大きくないが、元気なハマチが釣れた。

幸先良いスタート。



時折、予想よりも大きなうねりが訪れ、横側から不意打ちを喰らうとヒヤッとする。
風は殆どなく、釣りには支障のない感じ。

まずは、食材確保のため鯛ラバを落とす。
何投目かに、ぐぐっとあたり。早合わせはせずに一定の速度で我慢して巻き上げると、
ちょうど食べ頃のキジハタ。最近、キジハタにお目にかかってなかったのでちょっと満足。



実績のある根のポイントへ移動し、同じく鯛ラバを落とすと、小刻みなあたり。
かわいいサイズのチャリコが二匹釣れた。写真は一枚のみ。



さらに、アオハタ二匹を追加。これも写真は一枚のみです。
ずぼらですいません。



ここで、madtakaさんと海上で合流。
ぽつぽつとタイラバで当たりありますよとお伝えした直後に、madtakaさんに強烈なあたり。
あげられると75cmの真鯛。

自分はチャリコばかりなのに…。
madtakaさんの、引きの強さに脱帽です。
そばで釣ってると根こそぎ釣られるのではと思い、少し移動。

微妙に潮の変化も見られ、心機一転別のタイラバに交換して落とす。
着低から5~6回転リールを巻いたところで、ごつごつとあたり。
一気に竿を引き込み、その後は叩くような真鯛特有のあたり。



50cm程のきれいな真鯛。
素早く〆てキープし、すぐに鯛ラバを再度落とすと、もう一尾追加。

さらに同じようにもう一度落とすと、どーんとサイズアップの真鯛。
3連続真鯛。しかも約10cmほどのサイズアップを重ね、最後は70cm弱。
下の写真は最後の真鯛。

もう、この時点で腕がパンパン



クーラーも満タンになって来たので、頭を落として、尾っぽも切り取りコンパクトに
整列させて入れる。

以外に18Lのクーラーでも入る。まだ、釣れそうな気配はあるが、もう食材は十分なので
タイラバはやめて、ジグとナブラ打ちに専念することにした。

狙うはブリ。
願わくばトップで釣ってみたいと思い、海上を彷徨う。
何度かナブラに遭遇し、運よく近づけた際に、TACKLE HOUSEのFEED POPPER120 を
投げてみる。

派手に着水すると、鳥が逃げていく有様。
鳥山の周辺部、魚の進行方向を見極める余裕もなく、なかなか獲れない。

かなり近くまでナブラが近づいた際に、急ぎルアーを投げてみる。
しぶきを上げて派手なポップ音とともに引いてくると、ものすごい水飛沫とともに魚が飛び出た、
が、食いきれない。

もう、この時点で心臓がバクバクで、余りの興奮で足に力が入り、左足がつってしまった。
バランスを崩し、カヤックから落ちそうになりながらも巻きつづけた。
とき既に遅しで、もうナブラは静まっていた。

ゆっくり巻いて回収してくると、おびただしい数のハマチが着いてきていた。
追っては来るが、食わない模様。スイッチが入らないようだ。
サイズが合ってないのかと思い、朝一番で釣れたシンペンのマリブ78に結びかえる。

次に遭遇したナブラにも挑戦。思い切り漕いで近づくと、以外にひところで
ナブラが続いている。トリもだんだん増えて、すごい数になってきた。

ナブラ全体の移動が始まり、諦めた瞬間、ナブラが反転してこちらの方に向ってきた。
進行方向を横切るような感じで、ルアーを投げると、丁度良いところに落ちた。

時折ジャークを入れながら巻き始める。
来るぞ、来るぞと念じる。
と、その瞬間に強烈な引きが始まる。かなり強い引きで、ラインが出て行く。

ブリまでは行かないが、ワラサかと期待する。
手元に寄せると、特大のソーダカツオ。少しがっかりするが、丸々と太っている。
50cmを越えるくらいのサイズ。



家に帰って調べてみると、ソーダではなく本当のカツオだったことが判った。
こんな時期に、この場所でつれるんですね。
きれいな縞模様がカツオの特徴らしい。まあ、それにしてもおいしそうだったので
迷わず〆て、内臓も処理してキープした。

その際、内臓からおびただしい数のイワシが出てきた。
写真はこれで半分にも満たないくらい。
まだ、胃の中にはびっしりと未消化のものが入っていた。
丁度ルアーのサイズと同じ位のイワシで、マッチ・ザ・ベイトかとひとりカヤック上で合点がいく。



この後ひたすらジグを投下して巻き続ける。
katsuoさんとも合流し、ひたすらジグをしゃくる。
ジギング修行。

中層で、小さいが当たりがあり、あげてみるとチャリコを追加。
小さいけど、ジグで釣れたので嬉しい。



一度、ジグでかなりの大物がかかったが、とっさに閉めたドラグが効き過ぎて、
真下に走られた際に痛恨のラインブレイク。

カヤックの底側に回るかと思うほどの竿の引き込みで、やばいと思った瞬間に
ぶちっとPEとリーダーの結束部分で切れてしまった。

やはりアメリカンなリールは繊細さに欠けるが、ちゃんとセッティングしてなかった
自分が悪いので、しばし放心状態になる。

夢の青物かと今も妄想が続く。

冬の北は何時まで浮けるんだろうか。
次週も浮けないのは確定しているので、妄想は膨らむばかり。

悪天候の谷間にはあら食いするのかどうか解らないが、なんだかよく釣れた。
魚にも冬支度があるのだろうか。
しかし、こんな日はそうないと思う。

当日、ご一緒いただいた皆様どうもありがとうございました。




  


 

2011年11月14日

20111112北_大台の大鯛

連日の渋い釣果報告を聞くにつけ、どこへ行こうか迷う。が、今回を逃せば、次週は用事が重なり浮けないので、天候と一番期待出来そうな北へ向かうことにした。

遅い帰宅後に準備にかかり、数時間の睡眠後に出発。
どんなに忙しくても、眠くても、持参予定のリールのリーダーのチェックだけは行うことにしている。
辛いが、リーダーが原因で魚をばらすのはもっとつらいので、もうろうとしながらでも傷があれば結び直す。寒くなってきたので、ウエアも迷うが、考えるのも面倒くさいので、いろいろ詰め込むことにした。

遠いこともあるが、少しでも睡眠時間を確保したいこともあり、結局、皆さんより出遅れた開始となる。
本日お会いしたのは、madtakaさんとそのご友人のMさん。そして、はじめましてのアークさん。
madtakaさんはすでに沖へ向かわれ、Mさんと、アークさんにご挨拶して準備にかかった。



途中気がついたが、パラシュートアンカーを積み込むのを忘れた。風、潮の流れが強いときには必需品なため、少し憂鬱な気分になるが、その際にはないなりの釣りを考えようと諦めた。

少しうねりがあるが、問題のない範囲と思われた。風もほとんどないようだが海へ出て見ないとどうかは判らない。ウエアも下の写真のとおり、結局今季初のドライスーツを着てみた。
海へ出てみて、肌寒さを感じる風もあり、この時点では正解かと思われた。



海上のうねりは意外にあって、なかなか釣りが落ち着かない。
初めての出艇ポイントだったこともあり、まずは広範囲に漕いで様子を見ることにした。
連日の渋い状況から、あまり過度の期待はせず、食材のための根魚が数匹獲れればよいぐらいの気持ちで釣りを始めた。

鯛カブラへのアタリは割と頻度良くあるが、ハードルを下げた目標とその目的が不純なためか時間ばかりが過ぎて、釣果が結びつかない。場所移動のため、早巻きで回収しようとして中層付近にさしかかったところでドンとあたり。思いのほか引く。
よく、左右にはしるので良形のサバかなと思うが、あと一息というところまで巻いても、なかなかファイトは衰えない。むしろ強い。手前まで来てようやく、ヨコワであることが判明。

初めての魚なのでかなり嬉しい。カブラ回収時の交通事故のようなヒットであるが、この際気にしないで喜ぶことにした。



40㎝程だが、しっかりマグロの風体をしている。流線形のメタリックなボディは綺麗。
しかし、この後が続かない。

ナブラがあちこちで頻発しているが、カヤックではなかなか獲れない。
南のときと同様、射程圏内に入った時に、マリブ78を投入すると、釣れた。
元気なペンペンサイズのシイラ。



釣り方は前回と同様。もう一匹追加して、サイズが伸びないのでシイラ狙いはここでやめた。
思うような釣りが出来ていない状況でも、madtakaさんからの素晴しい釣果報告が届く。
海で出あったターポンウルトラライトの方も既に真鯛を3枚釣られているとのこと。

皆さんの情報から当日釣れていた60mラインで重点的に、鯛カブラで攻めてみることにした。
気付けばうねりもかなり収まっているので、集中できそう。
風もそう強くもならず、パラシュートアンカーがなくても全く問題ない感じであった。
しかし、暑い。11月も中旬にさしかかっているのに、日差しも強い。
この時点でドライスーツの選択を少し後悔する。


全くあたりがないわけではなく、ぽつぽつと反応はあるが乗りきらない。
一度、着低後5~6回巻いたあたりで、急にひったくるようなあたりがあった。
アタリと同時にリールからみるみるラインが出て行く。
ドラグのセッティングを十分に行わなかったことを後悔する間もなく、フックアウト。
油断していたのもあるが、海中へリールごと持って行かれそうなくらいの強い引きのため一瞬迷った。
青物か大鯛かと頭をめぐらすが結局は判らない。

唐突ながらも魚の反応があり、一気にテンションが上がる。
より集中して、鯛カブラをおとしては、一定の層まで巻きあげる操作を繰り返す。
根周りには釣師が多くあつまり、頻繁に釣れているのが見えていた。
そのため根周りは諦めて、底に変化が見られる場所や、わずかにでも生じた潮目を中心に攻め続けた。


しばらくして、先ほどよりも少しばかり上層で、ガツンと大きなあたりがあった。ほぼフルロックに近い状態でドラグを締めていたので、釣り竿が絞り込まれたのを十分に確認してから大きな追い合せを加えた。

フルロックに近いドラグでも、相当の力でラインを引き出し抵抗する。
この時点でかなりのでかさを確信する。

ようやく姿が見えて、真鯛であることが判明。

かなりでかい。
カヤックに積んでるネットで掬うのはちょっと無理そうであるため、ボガグリップでの直接ランディングの準備を整える。

海面上に上がってきても、一向に抵抗は衰えず、かなりの時間を要した。
真鯛の口を可能な限り海面上に浮かせて、疲れさせようやくボガグリップでランディングした。
今まで釣った真鯛よりも大きい。



積み込んだクーラーボックス(shimano スペーザ18L)には全く入らないので、madtakaさんに電話して、一時保管をお願いした。持参ついでに計測と写真もお願いした。



ジャスト80㎝だった。新記録達成。
madtakaさん、厚かましいお願いばかりですいませんでした。


当初の目的の根魚が釣れていなかったので、いそうなポイントを狙うことにした。
完全に潮どまりの時間帯になったのか、あとが続かなかった。
途中、madtakaさんが上がられるとのことで鯛を引き取りに上がる。
首と尾っぽを折って何とか18Lのクーラーボックスへ押し込んだ。


その後、粘りに粘ってようやく根魚が釣れた。



あんまり大きくないアオハタだが、食材としては十分。

その後も粘るが、やはり続かない。
秋も深まり日が傾くのが急に早くなった。

帰艇途中、エギを投入しながら漕ぎ進んだ。
25mラインあたりから、5m刻みくらいで丹念に底をとり、エギを投げてしゃくりながら戻った。
だいたい3~5投して反応なければ次へ進んだ。

反応があったのは10mラインで、もそっとエギを持っていった。
釣れたのは極小のアオリイカ。



一杯は途中でばらし、もう一杯追加して時間切れとなった。
まだまだやりたいところだが、もう周りがうす暗くなり始めたので諦めた。

10mラインでは3投続けて、連続でヒットしたので、サイズは小さいけど数はかなりいそう。
大きいのは深場に落ちて行っているのだろうか。


大鯛が釣れてよかったが、それ以外はちょっと尻すぼみの釣果となった。
一日中、みっちりと遊んで楽しい一日だった。


本日、ご一緒頂きました皆様どうもありがとうございました。













  


 

2011年11月07日

20111105南釣行

秋に入り、あまり芳しくない状況が続く中、さらに天候もあまり良くない模様。
しかし、行けるときに行っとかないと後悔しそうなので、シブいのを承知に南へ行くことにした。
日本海は海快晴の状況でも微妙な予報だったため南に決めた。

しかし、当日は懇親会という名の一足早い会社忘年会。
釣行予定がなければ、好きなだけ飲むのだが、一秒でも早く帰りたい。
と、思ったのはビール一杯目までで、二杯目からもう忘れかけて、どんだけ飲んだか忘れた頃には釣行のこともすっかり忘れて、飲みまくっていた。
酔っぱらいながらも、二次会会場へ向かう足の流れに逆らい、帰路についた。

マイクロバスに乗り込み、夜の三河湾を眺めながら温泉街を後にした。
名前だけは知っていたが、こんないい具合にさびれた温泉街とは知らなかった。
三河湾の一番奥まったところで、海は決して豊饒ではない。
何度かカヤックでも浮いたが、何とも生命感のない海だった記憶だけが残っている。
時期が違えば、いい時もあるのかもしれないが…。
帰宅後、急いで準備して、何とか数時間の睡眠時間は確保できた。


翌朝2時半頃に、猛烈な眠気と闘いながら布団から抜け出た。もう一度布団に戻りたい衝動を抑えつつ、コーヒーを何とか一杯飲んで、出発した。

現地に着くと、madtakaさん、じゃんさんの車だけがのこり、もう海へ出られた様子。
ボータ―の方二名が出艇準備中でご挨拶し、自分も準備を始める。やはりあまりいい状況ではない様子を伺う。見た目では海はいい感じ。風もない。



少し、宿酔い気味で胃が重いので、あまり気張らずに漕ぎ始める。
シブい状況は想定済みなので、夕げの食卓分を確保できればと思いながらも、漕ぐ手には心なしか力が入る。

魚は渋いだろうから、イカからはじめて見る。
前回釣れた場所にいなければ移動しようと軽くエギを落として、シャクリはじめたところ、ちょっと違和感。もう一度しっかり底まで落ちたのを確認して、ゆるく長くしゃくった後の、止めた直後にアタリ。
イメージ通りでちょっと気分が良くなる。



しかし、サイズが小さい。函館森駅のイカ飯くらいのサイズ。
この後、二投連続で同じサイズをかける。
少し深めに落とすと、ややサイズアップ。



500g位だろうか?この時期にしては良いサイズかと思い、すぐに締めてキープした。
広範囲に攻めてみるが、時合いは短く、この後はさっぱり続かず。
4杯釣ったところで移動。
別の場所には、何隻かエギング船が入っていたが、すぐに移動していった。
イカもあまり釣れてないようだ。
いつも実績のあるポイントなんで、じっくり攻めてみた。

少しうねりがあり、エギの着低が判りにくい。
長めにカウントしてシャクリ始めるとっズシッとした感触。
少し強い引きで重い。久々のキロアップかと期待するが、なんか引きが違う。
上がってきたのはまるまるのコウイカ。



墨爆弾が怖いので、そーっとネットに入れて、エギもそーっとはずして、静かにお帰り頂いた。
コウイカが釣れる場所は、アオリイカはいないと思われるので、これでイカ釣りは終わりにした。

沖の深場に移動してみた。魚探の反応は薄く、潮の動きも鈍い。
わずかな潮のヨレや、魚探の反応を探しながら漕ぎ進める。


まだ、入魂していない新タックルでひたすらメタルジグをしゃくる。
リールはpennのスラマー460と竿はCBONEのBoron65ML-Ti。
やはりジグをしゃくるにはリールが重い。
日本製の最新のソルト用のリールにあるシルキーな回転性能とは無縁のアメリカンなリール。
最大の利点は頑丈なこと。重さを我慢すればカヤックには向いているんではないかと思い選んだ。

特に、魚探の反応もないところでひたすらジグをしゃくっていると、いきなりガツンとあたりがあった。
結構な引きで、ときおりぶるぶる震える覚えのある動きは…。



予想どおりソーダカツオだった。
そんなに大きくないが、良い引きで適度に竿を絞ってくれた。
魚種とサイズともに、ちょっと物足りない感じもするが、取り合えづ入魂。
ぶるぶるぜんまい仕掛けのように震えて暴れるので、写真がピンボケ。
見づらくてすいません。

時折ナブラがたつが足が速く、追いつけない。
たまたま至近距離で、ナブラがたったのでとっさにシンキングペンシルのマリブ78を投入。
飛距離が稼げて、良い位置に落ちて、リトリーブを開始したらすぐにヒット。



ペンペンだけど、ナブラで獲れたので、これもちょっと嬉しい。
小さいけどかなり暴れるので写真を撮ってすぐにリリース。

このあと、カブラでホウボウも追加するが、30㎝に満たないくらいなのでリリースした。
写真は忘れたのでありません。
その後、カブラとジグを交互に使ったが、結局その後は沈黙のままだった。

ローカルルールに従い、3時前に沖上がり。

釣果は貧果だったが、いろいろな種類が釣れて、楽しかった。
結局キープはイカ一杯だったが、帰宅後の魚処理も楽チンだったので良しとしたい。
まあ、でもたくさん釣れた方が、もっと楽しいのは明白な事実ですが。

帰宅途中は、運転開始直後に猛烈な眠気が訪れた。
豪雨も重なり、高速に入り一つ目のPAでダウン。
先に帰路につかれたじゃんさんの車も見えたが、すでに眠られてるようだった。
小じんまりしたPA内の食堂のカレーうどんで身体を温めて、爆睡に入った。
ほんの少しでも眠ると、頭はすっきりする。
1時間ほど眠ったところで再び帰路についた。

縦の釣りはどこも厳しい様子。しっかり釣ってる人もいるようだが、自分のような技術に乏しいものには厳しい状況は変わらない。そろそろワカサギの釣果も聞こえてくるし、カワハギももうちょっと探してみたい。

一年で一番迷う季節かも知れない。
いっそのこと南半球に行きたいもんだと思うが、今の状況からだとやっぱ無理だな。













  


 

2011年10月30日

秋なのに

悪天候と家族の用事等で、釣りに行けない日々が続き、ようやく浮ける算段となった。
どこも釣果が芳しくない情報ばかりで、行くところに迷うが、冬の訪れとともに行きにくくなる北へ向かった。



天候は晴れで、海況も穏やかで、絶好の釣り日和。
この時点では魚は釣れそうな雰囲気があり、気持ちも昂る。

秋の海の根魚を狙い、沖へ一目散に向かう。
手堅く釣りたいので、実績のある鯛カブラを落とすと、数投目で予定通りのアタリ。
引きが小さいので、ゆっくりと巻いてテンションを緩め、ナチュラルリリース。

これが大きな間違いだった。
その後は、フグとエソの猛攻に合う。



時々、大ダイかと思うような無駄に大きなエソがかかる。途中諦めたかのような引きの弱さですぐにタイでないことが判る。

一度、インチクに大物がかかるが、途中でばれる。
今日初めて試したタックルだったのでぎこちなさが魚に伝わったのかと、よく判らない理由を考えて自分に言い聞かせる。

ようやく魚。ミニカサゴ。浅い水深だったのでお帰り頂く。



昼近くになり、魚ゼロ。かなり焦り気味になる。
途中、カワハギもやってみる。アンカリングしてカワハギ仕掛けでアサリ剥き身を投下。
イカがいるなら多分いるはずだと勝手に妄想してやってみた。これもさらに大きな間違いだと気づくのに30分もかからなかった。

おびただしい数のベラ。アサリの数と同じだけ釣れてくる。
生半可な妄想ではカワハギは釣れてくれない。かなり後悔することになるが、しぶとくやってここで二時間ほどのロス。20mより深いところからアンカーを引きあげるのはかなりしんどい。
心も折れかけて、釣れても釣れなくても鯛カブラに専念することにした。

この時点で午後1時半頃。
そろそろ早上がりの人々は海上から消えて行く。ここまで来たら夕暮れまでやろうと決意。

何回投下したろうか。何匹フグとエソ釣ったかも忘れかけた頃、魚らしいあたり。
引きもまあまあ。



綺麗なほうぼう。まずまずのサイズだが、家族にはあんまり人気ないのでリリース。
この後、フグ、エソのアタリすらなくなる時間帯が続く。

しかし、渋い。
漕ぎまくり、潮目を見つけては投下を繰り返し。魚探の反応があれば、投下を繰り返すをつづける。
気がつけばほとんど何も食べてなかったので、かなりの空腹を感じはじめた。
鯛カブラを投下しながらパンを食べて、釣りを続けた。

久々のあたりがあり、ティップの引きこみを十分に確認してから、追い合わせを連発。
これもまずまずの引き。魚を確信。



期待していたサイズよりもかなり小さいが、アオハタ。
迷わず活き〆して、血抜き。長い一日だったが少しだけほっとした。
なかなか踏ん切りがつかないが、午後4時半頃納竿。

全般的に渋いようだったが、こんな状況でも大ダイを釣られている方もいるし、腕の差が明らか。
まだまだ修行が足りません。
新しいタックルを持ち込んだときは、自分は結構右往左往することが多いような気がする。
道具の馴染み具合なんかも関係あるんでしょうかね。

いやいや、道具のせいにしないでもっと次は頑張ろう。











  


 

2011年10月10日

法則

比較的平穏だった日々から突然仕事のトラブルに巻き込まれ、40半ばにして二日間完全徹夜作業が続いた。その他大勢に属して、無責任に大丈夫かと文句言ってたら、気付いたらいつの間にか渦中のど真ん中にいた。まさにダチョウ倶楽部の「どうぞ、どうぞ…。」というギャグに似た状況に出くわした。

渦中に巻き込まれたことは諦めて、全力で取り組んだ。しかし、後味が悪い。
うぉーっ と叫んで走り去りたい衝動を抑えながら、溜まりたまったこの負のエネルギーを釣りに行くことで誤魔化すことにした。

北も南も微妙な天候で、どちらか迷ったが、久しぶりに南へ行くことにした。
深夜に出発し、6時頃に現地到着した。
じゃんさんがすでに出艇準備を終えて、まさに海へ出ようとされていた。madtakaさんはすでに海に出られているとのこと。madtakaさんのご友人のMさんにはじめましてのご挨拶をし、自分の準備に取り掛かった。



聞くところによると南も不調のよう。しかし、天気は良いので、少しばかりは期待して出艇した。

40~50mラインの実績のあるポイントへ取り敢えず向かう。
うねりもほとんどないので、かなり沖へも行けそうな雰囲気。
様子見で、魚探をみながら漕ぎ進むが、ベイトの反応がほぼなし。
底の変化も少なく、魚探の反応か、潮目を狙っていくしかないが、1時間たっても全く反応はない。

鯛カブラを落とし、巻き上げ時に潮の抵抗を感じるところ探り、粘ってみる。
ようやくヒットし、あげてみると、小さめのほうぼう。



かなり小さいのでリリース。ほうぼうは強いのか元気に海に帰って行った。

その後も反応はぽつぽつとしかないが、1時間後位にはっきりとしたあたりがあり、あげてみると、先程よりは良いサイズのほうぼう。食べ頃サイズなのでキープした。しかし、延々と砂地が続いているのだろうか?



そのあとも我慢の時間は続く。沖でじゃんさんに会うが、やはり苦戦されている様子。
ときどきアタリはあるが乗らない。コツコツしつこいあたりがあり、怪しいと思ってカブラを巻きあげてみると、スカート、ネクタイは見事に刈り取られている。フグがそろそろ歓迎してくれている様子。

カブラも色やサイズを変えたりし、ジグも織り交ぜてひたすら落としては巻く操作を繰り返す。
釣れない釣りを久々に体験し、今までの釣果は場所に依存していたんだと再認識した。
大ダイやハタが連発で釣れたのは幻だったんだろうと言い聞かせ、修行のように同じ操作を繰り返す。

魚のあたりをすっかり忘れかけた頃に、アタリ。
そんなに強くないが、鯛っぽいあたり。あげる直前まで抵抗するしつこさはあまり経験したことない引き味。



約40㎝程のイトヨリで、このサイズは初めて。いつも小さなイトヨリしか釣ったことがなかったので、こんなサイズになるのかとしばし眺める。魚体は綺麗なので、迷わずキープした。

途中、ペンペンの群れに遭遇し、ナブラに向けてちょっと大きめのバイブレーションを投入したら、何なく釣れた。カヤック上に上げると暴れて面倒臭そうなので、手前でテンションを緩めお帰り頂いた。
比較的浅場にいるペンペンはまだまだサイズが小さいようである。


こんな日もあるのかというくらい、反応のない一日だった。
帰艇の際には、浅場毎にエギをトレースしながら帰ることにした。
移動時に、ティップランの遊漁船もあまり芳しくない様子を伺い、浅場をキャストで攻めて行くことにした。

ここぞと思うポイントに、しっかりとエギを着低させて、巻いてくるがこれもやっぱり反応がない。
いろいろコンビネーションを加えて、ジャカジャカと小刻みにジャークを入れて巻いた後のフォール中に、ラインがすっと動いた。そーっと合わせるも、簡単にエギがすっぽ抜けてしまった。

小さいのか、しっかり抱き切れていなかったのか、エギは抜けてしまったが、生命反応を確かに感じたので少しほっとした。漕ぎ進み、同様にいそうな次のポイントにエギを投入し続けた。先ほどのヒットの瞬間をイメージし、ジャカジャカ巻いたあとロッドを立てて、ゆっくりとエギを水平に移動させた瞬間、ラインがスーッと移動した。



エギの大きさとそう変わらない秋イカ。小さいのでそっとリリースした。
すれているのか、小さなあたりはあるが乗らないことが何回かあった。
4時も過ぎていたのでこの1杯で諦めて、沖上がりとした。
めっちゃ小さいイカだったけど、この日一番うれしい釣果だった。
狙いどおりに釣れたので、自己満足でしかないが嬉しい一杯だった。
全般的には、かなり渋い一日だったと思う。

過去も同様に、仕事のトラブルが続いた際の釣行は、どんなにガンバっても貧釣果が続いたように思う。もっとひどい時はいろいろな道具のトラブルもあったりした。
これは法則かも知れないと思うほど連動している。

仕事トラブル=貧釣果

これに対して一方、最近やや成立しつつある 「大ダイ=御用」 の法則もあるが、どちらが良いでしょうか?どちらも嫌ですよね。

今回の仕事のトラブルは何とか回避できたが、今後もどうなるかは判らない状況が続いている。また、次回いつ浮けるかよく判らない状況になってきたが、行けるときには何とか釣りに行くことにしよう。


最後に、当日ご一緒に浮いて頂いた皆様どうもありがとうございました。

















  


Posted by RIM at 23:06Comments(22)
 

2011年09月27日

20110925釣行

9月の3連休は、我が家の子供たちの学校や地域での行事が目白押しで、釣行計画が立てられない日々が続く。運動会や、クラブ活動の大会など、参加すればそれなりに楽しいが、忘れた頃にやってくる迷惑(釣果)メールに心かき乱され、子どものビデオ撮影どころではなくなる。

3連休最終日の予定が変更となり、子供たちの送り迎えの運転手は回避できた。恐る恐る妻に釣りに行ってよいかと聞くと、渋々良いとの返事。そんなこともありながら、結局、先々週と同じ海域へ。
衝動買いしたジギングロッドも試してみたく、わくわくしながら早めに眠りについた。

日頃の疲れがたまっているのか、目覚ましでは起きられず、結局予定より1時間遅く目覚めた。
さあ、行くぞと気合を入れ直して、スタート。気合は入れるが、運転は法定速度を遵守。
もう、免停間近なので、後がない。

6時半頃に現地に到着すると、昨日から来られているじゃんさんは既に海上の人になっていた。
準備中のF-3さん、katsuoさんとそのお連れの方にご挨拶し、他にもいらっしゃったカヤックの方々にもひととおりご挨拶し、釣行開始。

微風ではあるが、秋の気配漂う空気は結構冷たい。波も少しあるが釣りには支障ない状態。
最初は40mラインに様子見で鯛カブラを落としてみると、少し反応はあるがみな乗らない。
小さいのか、コツコツで終わることがしばしば。

まあ、こんな感じかと思いながら、ぷっつりとあたりは止み、潮目も全く見当たらなくなる。
中層以深の、底側の潮の流れが、かなり早く、バーチカルに落としたいカブラは往生する。

開始1時間程してようやく、はっきりとしたあたり。
結構引くが、がっちり締めたドラグは回転しないので、まあまあのサイズかと憶測する。



40㎝程のアオハタ。何となく渋い予感がするところ釣れてくれたので少しほっとする。

しかし、その後、我慢の時間が続く。
ジグやインチクも試してみるが、反応なし。

潮がさらに早くなり、なかなか思うような釣りにならない。
いったん海底に落として数十m巻き上げたのちに、再度落とすとラインが引っ張られて、いつまでもラインが出て行く。引き抵抗も強くなり、アタリどころではない。

結局、60~70m程を前部巻きあげて、落とす動作を繰り返す。
底がしっかりと取れれば、何とかぽつぽつとあたりが出始める。

微妙な前あたりが続き、竿を立てたい衝動をぐっと抑えながら、同じ速度で巻き上げると、ぐっと竿先が海中に引き込まれた。竿を立てたのちに更に思いっきり追い合わせを二度ほど加えて、巻きあげを続けると、びゅんびゅんとラインが出て行く。真鯛特有の、たたき込む引き。ドラグのラインの引き出し具合からも大きい魚であることが伺える。

かなりの時間を要して、ようやく姿が見えたと思ったら、また一気に海中へ戻る。何度か繰り返し、ようやくネットイン。



立派な真ダイ。色もきれい。カヤック上ではフレームアウトしてなかなか写真が撮れない。
なんか口のあいた間抜けな顔の写真しか取れずにすいません。


その後、キジハタも追加し、昼頃に撤収しようと帰艇開始。
岸際まで戻って来ると、防波堤やテトラ帯で、しきりにしゃくるアングラーがいるので、エギを投下してみた。水深が10mほどあるので、じっくり待って着低を確認し、しゃくり始めて数回後の、ステイ中にイカのあたり。1投目からイカが釣れた。



サイズはかわいいが、食べるにはちょうど良いサイズか。
同じようにキャストして、着低、しゃくり、ステイと教科書的なエギ釣りで、引き続き釣れた。
最初3投連続で、しかも同じ場所で釣れた。イカの個体数はかなりいるよう。

少しずつ場所を変えて、同じように投げると、釣れてくる。
時折、ちょっと良いサイズも混じる。適度にイカが相手してくれるので楽しい。
結局、7杯ほど釣って終了。


想定外のでかい真ダイだったので、クーラーに入らず、しっぽの部分で切り込みを入れて無理やり押し込んだ。それでも蓋が閉まらないので、そのままにして車に積み込んだら、鯛独特のにおいが車内じゅうに広がって、帰路の途中気持ち悪くなってきた。

コンビニに立ち寄り、サランラップを買って鯛に巻き付けて、その上に氷を敷いて、さらにクーラーの上部全面にサランラップをぐるぐる巻き付けて蓋のかわりにした。

何とか応急処置で自宅までは鮮度は辛うじて保てたのではないかと思う。
自宅に帰り、計測すると78㎝だった。



死後硬直もあるし、内臓も抜き取ったりでおおよその寸法であるが記録更新だった。

そんなにこんなサイズは釣れないと思うが、もうちょっと大きいクーラーもいるかなとつぶやくと、間髪いれずに「そんな大きなクーラー買っても置き場所ないでしょうが」と冷や水をかぶせるようなお返しのお言葉。一気に現実に戻されるが、でかい魚用のはやっぱり欲しいな。

最後に当日ご一緒に浮いて頂いた皆様ありがとうございました。









  


 

2011年09月11日

初尽くし

9月10日(土)の釣行。
前日は、相変わらず混乱している仕事を8時頃に引き上げて帰宅。
急いで準備して、就寝するが寝付けない。軽く3時間ほどの睡眠で、出発。
前回、スピード違反で切符を切られたので、いつにもまして安全運転を心がける。

天気は快晴。ややうねりはあるものの、カヤックででるには十分な許容範囲内。
すでに、何艇かは出艇済みのようで、急いで準備にかかる。
海上で、やまモさん、としグレさんらと合流すると、すでにでかい真ダイをお二人ともキャッチ。
まだ、竿を出していない段階で、この刺激は期待感を増幅させるに十分。
底付近の潮が吹っ飛んでるので、インチク、鯛ラバなら重めのほうがいいですよと、お二人から的確なアドバイスを頂く。

重めの鯛ラバを落としてみると確かに、底付近の流れがかなり早い。
再度落とすと、ラインが引っ張られ底が全く取れない。更に重い鯛ラバに変えても状況は同じ。
巻き上げて最初の投入時のみ底が取れる状態。仕方なく、70~80mを投入ごとに巻き上げる。

コツコツとあたりを感じ始める。
小さなアオハタが釣れてくる。



小さいのでリリースを試みるが、浮き袋が飛び出ると難しいよう。
仕方なくキープ。

最初のフッキングで小さいか、大きいかを見極めて、小さいなと思ったらテンションを緩めて、逃がしてみたら、何度か成功した。

そんなことを何度か繰り返していると、いきなり水面にロッドのティップが引きこまれるほどのあたり。
最近ばらしが多いので、大きく追い合わせした。きつめのドラグも何度もラインを引き出す力強さ。
何分間、やり取りしたかよく覚えてないが、かなりの時間を要した。
上がってきたのは70㎝オーバーの真ダイ。



前回、前々回と大物を連続でばらしているので、喜びもひとしお。
上あごにがっしりとフッキング。いつもこのようにはいかないので、鯛ラバの合わせのタイミングは難しいと思う。

その後もあたりはコンスタントに続く。
底付近でナチュラルリリースを試みるが、フックアウトしない魚もあり、渋々巻き上げる。
しかし、表層付近でかなり暴れだした。しかも結構な引き具合。何か様子が違う。
つれたのは綺麗なアマダイ。



これには驚いた。ちび根魚と思ったが、本当にうれしい誤算。人生初アマダイ。先ほどの真ダイも大物新記録。今日はついている日のようだ。

潮もやや緩み始め、底が確実に取れるようになったものの、魚のあたりも比例して遠のく。

久々にコツコツと前あたりがあり、ぐっと我慢して同じ速度で鯛ラバを巻いていると、竿先が引き込まれりあたり。瞬間ぐっと竿を立てるが、巻けない。ずっしりとした重みで、かなりの大物感。

竿が満月になり、ラインがずるずる出て行く。これ以上無理に巻き上げると竿が折れるのではないかと思うぐらいの重量感。さっきの鯛より、強い引き。ガイドにラインがすれていやな音が鳴る。

巻き上げてはラインが出され、腕がパンパンになって来る。
ようやく上がってきたのは、ぶりぶりの真ハタ。



針掛かりの個所が口の外側にずれて、スレがかりっぽかったので、引きが強かったよう。
かなりでかい鯛かと思ったが、50㎝アップのマハタだった。こんなにでかいマハタは初めて。
今日は初めてが続く縁起の良い日になった。

その他、レンコダイや、アオハタが何匹か釣れたが、可能な限りリリースした。
こんなに釣れる日はめったにないと思うけど、よく釣れた日だった。
午後からやや風が強くなってきたので、撤収。

出艇場所にもどり、皆さんの釣果を聞くと、秋イカも釣れ始めているよう。
次回はイカもやってみよう。

天気も良く、暑すぎず終日過ごしやすい一日であった。
先月までの暴力的な暑さはなくなり、急速に秋の気配を感じはじめる。
このいい期間は短いので、また、時間見つけて来ようと思う。
本当に楽しい一日だった。

当日、ご一緒頂いた皆様、ありがとうございました。
また、ご一緒できました際には宜しくお願いします。



















  


 

2011年09月05日

免許更新

先週末は台風の影響で自宅待機でしたが、ちょうど日曜はボート免許の更新のため講習会に参加した。
更新時期は把握していたが、直前に講習会を申し込もうとネット予約するとすでに行ける日は満杯で結局失効更新となってしまった。もっと早めに予約しておけば何のことはないのであるが、その辺は自業自得なんで、素直に通常更新の倍額を払って受講した。

前日に講習会場を調べると、以外に家から近い。自転車で10分くらいのところ。
雨がかなり降っているので、妻に車で送って行ってもらった。

会場に着くと、結構な人の数。ざっと50人くらいだろうか。
そのうち失効講習は3人。似たような人種が3人。失効講習は通常の2倍の講義時間で、計3時間。
かなり退屈な内容だが、おさらいが多く、5年前の記憶が徐々に蘇る。
プレジャーボートの事故件数がいっこうに減らないようで、事故の事例の説明がやや多い。

そのなかでも記憶に残ったのが、海難事故にあったものの生還した報告事例の説明。
親子でボートで海に出ていたところ、船外甲板上にいた父が波にさらわれ海に落ちたという事例。
父が暴露甲板から落下した事実に気付いた息子は、海上保安庁118に連絡、位置情報を正確に伝え、イ―パブ(衛星非常用位置表示無線標識)も発信した。

ここまで聞いて、海難に十分に備えた親子であることが伺え感心した。が、しかし、実際に救助されたのは12時間後であったらしい。海保も落下した時間および位置情報、さらに潮流の方向、速度等から移動予測距離を割り出して救助した結果とのことらしい。

12時間後の救助だったらおそらく全くの闇のなかであったと思われる。
講師の先生が、以下の人命救助に繋がるポイント3点を示した。当たり前すぎてテキストに書いていないのだろうが、大事に至った海難事故のほとんどが以下のいずれかかが欠けていたようだ。

①ライフジャケットの着用
②防水ケース入り携帯電話(あるいは防水携帯)の携行
③118番への通報


さらに、重要な死なないポイントは「決してあきらめないこと」であると。
自分に置き換えた場合、真っ暗な海にひとり投げ出され、あてもなく10時間以上漂流できるだろうか?多分無理だと思う。いや、きっと無理だろう。

カヤックでも事故事例はとても参考になる点が多かった。
失効講習で長い時間講義を聞いた甲斐があった。
しかし、次回は通常講習になるようにしよう。






  


Posted by RIM at 22:53Comments(8)釣り以外
 

2011年08月30日

まあまあと”えっ!”

8/27は、前回逃した魚を探しにふたたびの釣行。
途中、タカさんと合流し、出艇ポイントへ向かう。すでに何名かの方は浮いている模様。
海況は穏やかで、少し動くと汗ばむくらいの過ごしやすい気候。ちょっと淋しげな蝉の鳴き声が聞こえたりと、足早に夏が去っていく感じが、そこかしこに漂っている。

ぼんやり景色を眺めたりして準備していると、かなりもたついた。
先に出られたタカさんを追いかけ海へ。

朝の海は快適で、魚探の反応も良く、期待が膨らむ。
一気に60mライン付近まで漕ぎ進み、鯛ラバを落としてみる。
今日も相変わらず、コツコツと頻繁にあたりがある。
1匹目はちょっと小さいがアオハタ。リリースしようと試みるが浮き袋が飛び出てしまいキープ。



その後、ようやく鯛らしきあたりがあるが、小さい。
40㎝程の真ダイ。食べるには兆度美味しいサイズかも知れない。



さらに良型のアオハタ。



キジハタも追加。これも割と良型。



更にチャリコ。これは元気そうだったのでリリース。次はもっと大きくなってから会おう。



他、小さなカサゴが混じったりと、数は釣れるのだが、なんだか今日はサイズが出ない。
皆さんが帰られる中、ひとり粘ってみる。昼を過ぎる頃、かなり暑くなってきた。

出艇ポイントに戻りつつ、めぼしいところに鯛ラバやジグを落としながら、漕ぐ。

一度ガツンとあたりがあり、中層付近まで来て、ふっと力が抜けた。
またしてもばらし。釣れてはいるんだが、今日はそれ以上にばらしの数も多かった。
何が原因かよくわからない。

潮の流れが複雑で、深さによって引き抵抗が異なる場合があったので、どこかでテンションが緩むポイントがあるのか、はたまたどこか道具が良くないのか。フックのセッティングが悪いのかなどなど、自分の腕のことはさておき妄想を繰り返す。

さらに暑くなり、もう我慢できなくなり納竿。
泊まりで宴会されるというzekiさん、おやぢさん、小太郎さん、タカさんらに合流した。
家族との約束もあり、少しだけ顔を出してそそくさと辞去した。
愛想なしで皆様すいませんでした。
またの機会には宜しくお願いします。

その後、帰路に就くも、ばらした魚のことで頭が一杯で、落ち着かなかい。
あまりに集中して釣りのことばかり考えて運転していると、親切なお巡りさんが、サイレンまで鳴らして注意喚起してくれるではないか。しばし、誘導されて路肩へ。

「カヤック積んでるようだし、危ないですよ。そして、✕✕kmオーバーですね。」

”えっ”と思った瞬間は時すでに遅し。考え事をして運転するとロクなモノではないですね。
免許停止は免れたのがせめてもの救いであるが、痛い。かなり痛い。

帰宅後、そーっと青紙を冷蔵庫にマグネットで貼り付けておいた。
朝起きたら、鬼のような形相でにらんでいる妻がいたことは言うまでもありません。









  


Posted by RIM at 00:22Comments(22)